生環奈に会いに大阪へ。劇場の様子は?舞台挨拶は?聖地巡礼も?。俳優環奈を追いかけ5年。「かんな座」中の人の生きていてよかった『舞台 千と千尋の神隠し』大阪公演千秋楽(2022年4月24日)観劇いろいろ記。
津から特急でゴー!雨だけど気分は最高
環奈って雨女?。まさかの雨に見舞われた大阪公演最後の節目。大事な日は晴れることに自信があった筆者の髪はコンディション最悪だけど、心は最高。
だって今日は環奈の生演技が観られるんだ。
津。つ。たった一文字の町から特急列車に乗ればたった一駅で大阪市内。
今日は昼公演のみで開演時刻は12時だけど、諸々逆算して津8時45分発の近鉄・名阪甲特急、「ひのとり」に乗る。さあ、大阪へ。
チケットどうやって入手した?
『舞台 千と千尋の神隠し』。超が付くほどチケットが取りにくい。津から一番近い名古屋公演(6・7月)に行こうと購入を試みたもののアクセス過多で門前払い。名古屋はツアー最終地だから、一般発売分はすでに全滅。
それでも諦めきれず、どうにかして行けないものかとあれこれ手を尽くしてなんとか大阪公演のB席チケット1枚を譲ってもらえることに。そんな“奇跡の一枚”の実物を入手した時は、嬉しくて思わず飛び上がってしまうほどだった。
今日が最後の大阪公演 梅芸に到着
10時すぎにはもう鶴橋。曇り空の向こうに霞んで見える「あべのハルカス」に“どこでもドア”な気分。なにせ関東に住んでいた時期が長い上、32年ぶりの大阪だから。
「できるだけ人混みを避けたい」「あまり歩きたくない」ので大阪難波まで乗ってOsaka Metro御堂筋線にのりかえ、中津駅で下りる。
久々の都会。ビルばかりの景色の中、地図を見ると混乱するから視線を上げて辺りを見渡す。少し進むとすぐ見つかるMBS。ということは、その隣のビル。おお、あった。奥へ進むと梅田芸術劇場メインホールのエントランス。
雨の中、エントランス前にはすでに開場を待つ客が集まっている。当日券購入希望者の列も。あの環奈が出没した地点で一組が写真撮っているぞ。行ってみると環奈感は何もないなあ。当然。記念碑立てるか。「橋本環奈様ご降臨の地」?。
思わぬ良席? 劇場に集う人々は
コロナ禍の下での開催ということで入場したらまずは手指消毒、検温。それからもぎり。売店も「トイレ待ち方式」でブースが空くまで手前で待機させられる。祝いの花輪は見当たらない。
3階席だから一番上まで上がる。扉の向こうに入ると思ったより急斜面。客席全体が階段になっていて舞台が見下ろせる感じが悪い席を生んでいないようだ。後列だけど、舞台全体が見えるので想像より良い席だと安心した。
開演時刻が近づくにつれ埋まる客席。客層は若い女性が圧倒的だけど若い男性や中には50歳前後のおじさん、わずかに女児もいて、老若男女とまではいかないもののまあまあ幅広い。
カップルや友達同士で来ている人なんてどうやってこの超プラチナチケットを複数しかも連番で取ったんだろう。ファンクラブ先行はそんなに取りやすいのか?。
入場開始とともに入場しているから開演までの時間が長い。
あちこち動いてもしょうがないので座席に座って待っているんだけど、この緞帳の向こうに環奈がいるんだと思うと興奮が止まらない。
個人的な喜びと批評に必要な冷静さのバランスを取るのが難しそう。
すごい熱気で迎えるフィナーレ
フィナーレの熱気はすごかった。1900人の拍手の渦。
環奈の挨拶。その地声に「ああ、ずっと3時間、環奈じゃなくて『千尋』を観ていたんだなあ」ということにはっきりと気付かされる。
「初めて舞台」発言は当然気になったけど、「おおきに」(アクセント合っていなかったけど)、大阪の反応の良さ(そうなの?)、大阪の美味しいものを食べられたといったご当地リップサービスもこなしつつなかなかチケットが取れないことにも触れながらこの先の福岡・札幌・名古屋公演の抱負も語り、よどみなく挨拶してのける。
メディア等で聴き慣れてはいるけど、うますぎ。
そんな感じで約2週間の大阪公演が無事締めくくられた。
編集後記
入手したグッズはこれだ
作品グッズがメインで出演者推しグッズがこの上なく少ない。「舞台写真版プログラム」(パンフレット、税込2800円)は欲しいが高すぎるので「クリアファイル(橋本)」(税込700円)を入手。
環奈キーホルダーくらいあったら良いのになあ。
ちなみにプログラムは幕間どころか終了後でさえアナウンスして宣伝していたくらいだから在庫は多めにあると思う。もちろん当日現在だけど。欲しい人は通販急げ。
生環奈には不思議な力がある?
観劇はよく思い出してみたら10年ぶり。そういえばテレビ離れまっしぐらだった私を連続ドラマに呼び戻し、映画館の椅子に2時間も座らせ、ついに大阪まで会いに来させる。橋本環奈って人は。
俳優環奈を追っかけてはや5年。次々にレベルアップして、いろいろな役にも挑戦して、いい意味で毎度予想を裏切ってくれる環奈の知られざる魅力を伝えるべく「かんな座」をやってきた。
今回の大舞台は、「かんな座」としても一つの大きな節目として臨んだつもり。現場に立ち会えて本当によかったと思う。
いぇい?聖地巡礼
劇場から生配信 『千と千尋』舞台(お知らせ)
- 配信サイト:hulu(日本)
- 日程(1):2022年7月3日12時開演(橋本環奈・醍醐虎汰朗・菅原小春・咲妃みゆ・田口トモロヲ・夏木マリ)
- 日程(2):2022年7月4日12時開演(上白石萌音・三浦宏規・辻本知彦・妃海風・橋本さとし・朴璐美)
- 視聴チケット価格:未定
【Huluストア】7/3(日)、7/4(月) 舞台「千と千尋の神隠し」ライブ独占配信決定! | Hulu News & Information