舞台『千と千尋の神隠し』を控えた橋本環奈の「初舞台」発言が誰かを泣かす。本当の「初」はいつなのか。そして思った以上に狭き門、リスクあり(?)の名古屋公演を観るためのスケジュール戦略会議ここに開会。
「初」が2回目ってセカンドバージンかよ。
どうして環奈は『千と千尋』が「初舞台」だと事実と異なることを言うのだろう?。
製作発表のときからずっと気になっていた。
これまで映画、テレビドラマやCM等様々なお仕事に恵まれてきましたが舞台は今回が初めてとなります。それも歴史と伝統のある帝国劇場で初舞台を飾る事ができ、女優というお仕事に携わらせて頂いている身としてはこんなに幸せな事はありません。
この公式メッセージはある種の“言葉の綾”だと無理やり見逃すとしても公演を前にしたPR目的のメディア出演でもそうなら見過ごせない。
2022年1月7日に放送されたNHK G『あさイチ』でも平然と「初舞台」。進行役の博多華丸・大吉に訊かれても「初舞台」。
番組内で流された稽古場の映像ではあろうことか巨匠ジョン・ケアードにまで。初心者のつもりで謙虚にというならわからんでもないが、嘘はいかんよ。
隠したければ黙っているとか「(舞台)初主役」とでも言っておけばよい。まあ芸能界、虚飾に満ちた世界とはいえ、事実でないことをこうも大胆に宣言するのはどうか。
波瑠が「ロングヘアなんて一度もしたことがない」
伊武雅刀が「アニメの声優なんてやったことがない」
シーアが「プロになってこのかた顔を晒したことがない」
トップAV女優が「セックスしたことがない」
…なんて言ったら笑えないジョークだけど、そういう誰もが知っているような過去ではないなら虚偽の説明しても構わないという環奈(事務所)側の感覚がすごくひっかかる。
さらにいうと番組側も画面の文字に堂々と「初舞台」と出して真実と異なる主張を垂れ流すのは報道機関としていかがなものか。
環奈の真の初舞台は?
「初舞台」とは言うまでもなく「演劇に出演するのが生まれて初めてである」という意味。
一度でも出演したことがあれば該当しない。
少なくとも筆者が知る範囲での環奈の本当の初舞台、“舞台処女喪失”はおよそ10年前の12歳のとき。
2011年9月4日、福岡市立中央市民センターにて上演された『ぺったりゆうれい』という作品で「劇団員ちはる」を演じているのだ。
(この作品については今度書こうと思う)
これは養成所の発表会的なものだから舞台出演に含めなくてOKとでも考えているのだろうか?。
実際にはこのチラシをご覧の通り、大っぴらに上演されている「プロの舞台」であって、内々の行事とするには相当無理がある。
出演している環奈も役名があってエキストラでは決してない。顔と名前もチラシに載っている。
2007年に芸能デビューして4年、DVLに加入してから2年も経っていて、しかも俳優業の原点である是枝作品『奇跡』の公開よりも後のことなのだから、福岡界隈にはすでに単推しもいたはず。
そういう仕事をまるごとなかったことにするんだから普通じゃない。
きっと古参ヲタに至っては「環奈、俺との思い出忘れたのか」と思いつつも「彼女にとってよりよい人生となるならしかたがない」と浮気されてそのまま捨てられた男のように泣き寝入りをしているに違いない。
ひどい女である。
名古屋圏民を追い詰める“生環奈”のプレミア化?
発表されてから約1年。ついに『舞台 千と千尋の神隠し』の上演期間が近づいてきた。『ぺったりゆうれい』のころと違い、各映画・ドラマ作品で表現力を磨き上げてきた今の出演、しかも主役。“環客”としては期待に胸が膨らまないわけがない。
東京・帝劇での公演分のチケットが即日完売というニュースには驚かないけど、名古屋観劇希望者にとって聞き捨てならないことが書いてあった。
橋本環奈(22)、上白石萌音(23)のダブルキャストと、ジブリ作品ということで注目を集めている舞台『千と千尋の神隠し』のチケットは、12月18日に一般販売されると即日完売した。S席1万4500円という強気の価格設定に一部演劇関係者の間から「セールスは苦戦するのでは…」という声も漏れていたが杞憂に終わった。2月に開幕される帝劇でのチケットが手に入らないファンは、4月以降の大阪や福岡、札幌や名古屋公演に流れていくのではとも、芸能関係者は分析している。(日刊ゲンダイDIGITAL 2022年1月6日配信)
やめれ関東人。名古屋しか行けない者もいるのだ。
名古屋公演は最後だから、名古屋のチケットを取ろうとして取れなかったら完全に観劇不可能。滑り止めが効かないんだ。
1年間期待して決して安くないチケット代をがんばって確保したのに取れなかったら余計辛い。ジェンガのように崩れるわ。
- 環奈の美貌だけに興味がある御仁→橋本純情内科でいいのでは
- 金余っているから観てやるかと思っている御仁→(OKなら)花輪でも贈って
- 関係者として挨拶しておきたい御仁→今はコロナ対策的に無理だから
どうか一般発売の枠を圧迫しないで機会を譲ってくれ。俳優環奈一筋の当サイト筆者にレビューを書かせてくれ。頼む。
名古屋「千と千尋」観劇を宣言すると身バレ必至?
そんなまさかのプレミア化?。名古屋・御園座での公演。取れたら取れたでやっかいなことがある。
名古屋は公演期間が短い上、ダブルキャストで【橋本環奈主演回】と【上白石萌音主演回】があるから環奈目当てだとわずか9回しかない。
環奈主演回の日程(名古屋)
- 昼公演(12時 - ):6月23日、25日、28日、29日、7月2日、3日
- 夜公演(17時 - ):6月22日、25日、28日
https://www.misonoza.co.jp/new/wp-content/uploads/2021/12/220624_sentochihiro_Schedule02.pdf
夜公演に至っては3回だけだから全部が重要日(初日・中日・千秋楽)に該当してしまうほどの少なさ。これに共演者の組み合わせがあるから、例えば「橋本環奈+菅原小春」だとするともっと絞られる。
それらに座席位置のキーワード(「2階席」「よく見える」「上手」など)とアカウントが結びついてしまうと個人特定されかねないのだ。休憩時間にメモ取ったりしていると目立つからやめておこう。
さあ、どうやってレビュー用のネタを記録する?。
もうシーアになりたい。前髪長すぎウィッグで行きます(未来修正主義)。
名古屋・御園座での公演の情報
舞台『千と千尋の神隠し』
料金:A席14,500円 B席10,000円 ※未就学児の入場不可
公演期間:2022年6月22日(水) - 7月4日(月)
一般発売:2022年3月30日(水)10時